「チケットは、お金もうけの道具ではない」 公式転売「チケトレ」正式公開 厳しい意見も「受け止める」
購入済みのチケットを定価で譲れるサイト「チケトレ」を、音楽関連4団体が6月1日に正式オープンした。「チケットは、お金もうけの道具ではありません」と高額転売業者を批判し、「チケトレ」を紹介する意見広告も。
音楽ライブなどのチケットの高額転売が社会問題になる中、購入済みのチケットを定価で譲れるサイト「チケトレ」を、音楽関連4団体が6月1日に正式オープンした。同日の新聞各紙朝刊には、「チケットは、お金もうけの道具ではありません」と高額転売業者を批判し、「チケトレ」を紹介する意見広告も掲載した。
チケトレは、日本音楽制作者連盟、日本音楽事業者協会、コンサートプロモーターズ協会、コンピュータ・チケッティング協議会の4団体が開設し、ぴあが運営するサイトで、5月10日にプレオープンしていた。
主催者が再販に同意した公演のチケットを、券面額(ぴあで販売するチケット価格。購入手数料は含まない)でやりとりできる。「チケットを手に入れたが、ライブに行けなくなった時の救済措置を作ってほしいというニーズを解決する」ために開設したという。