岡山大病院消化器内科の三宅康広助教らのチームが25日発表した。
副作用の少ない抗がん剤などの開発につなげたいという。抗体は、特定の物質を認識して攻撃する働きがあり、チームによると、健康な人の体内でも毎日数千個のがん細胞ができるが、
種々の抗体や免疫細胞が排除している。
三宅助教らは細胞膜表面にあるタンパク質の一つで、がん細胞で多く見られる「RPL29」に注目。
人のRPL29をマウスに注射して作り出した抗体の溶液を、人の肝がん細胞に振り掛けて増殖状況を調べた。
http://www.niigata-nippo.co.jp/world/national/20140925136470.html