走るべきか、歩くべきか。この質問は少なくとも30年以上、医師や運動好きの人を悩ませてきた。いまでは、
ある研究がいくつかの点を解明している。同じカロリー消費ならウォーキングのほうが健康にいいが、ランニングの
ほうが早く痩せられるというのだ。
http://wired.jp/wp-content/uploads/2013/05/shutterstock_92732086.jpg
Walking in Forest photo from Shutterstock
長い時間元気にウォーキングするのと、軽快にランニングをして脂肪を燃焼させるのは、どちらが体にいいだろうか?
30年もの間、さまざまな本や研究で、専門家たちの見解は分かれてきた。
最近、事態はさらにややこしくなった。同じ研究が、正反対の記事の見出しになったのだ。「ウォーキングはラン
ニングより健康的」と『ガーディアン』紙が書いたのに対し、『Health Magazine』は「減量するにはウォーキング
よりもランニングのほうがいい」というタイトルを付けた。
6年の歳月を費やしたこの研究は、ポール・ウィリアムスのものだ。彼はLawrence Berkeley National Laboratoryで
研究を行い、2つの異なる論文を発表するのに同じデータを用いた。それらは正反対の結果だった。少なくともその
ように見えた。
1つ目は、ランニングをする人が痩せていて、トレーニングで消費したカロリーが同じだとしても、ウォーキングをする人
よりも簡単に痩せられることを示している。肥満の場合は特にそうだった。しかし2つ目は、ウォーキングが高血圧や
高コレステロール、糖尿病を予防するのに最良の選択だということを強調している。これらは心臓疾患の主原因だが、
こうしたさまざまな病気は体重の増加と関係しているのではなかっただろうか? では、どちらが健康によいのだろうか?
Slateが指摘しているように、体重を減らせば健康になるというわけではないし、メタボリック・ヘルス(代謝バランスの
健康状態)には、皮下脂肪よりもむしろ高血圧や血中のトリアシルグリセロールが重要であることを考慮しなければ
ならない。
したがってウォーキングをする人は、食事のバランスを取らないと、ランニングする人よりも体重が増える可能性がある
のは事実だけれど、一般的な「健康」について(高血圧、高コレステロール、糖尿病のような生活習慣病予防に
関して)は一歩先にいると言える。
しかし、「一歩」にすぎない。科学的に評価すれば、結果は本質的には同じようなものだ(数値については記事の
最後を参照のこと)。言い換えれば、しっかりした足取りで歩いたり坂道を歩いたりするのは、走るよりも少しだけ
健康にいいと言うことはできる。しかし重要なのは、運動に時間を割くことだ。
1990年代初頭にウィリアムスが4万7,000人に参加してもらって研究のためにデータを集め始めたとき、彼にはこの
昔からの議論を解決するという野心があった。80年代初頭に、ブームでジョガーが雨後の筍のように姿を現し始めた
ときに始まった議論だ。その20年前にアメリカで10万人を数えるだけだったのが、1980年には3,000万人になっていた。
医師たちはランニングの影響を心配し始めた。最初は、エンドルフィンの分泌がランナーを依存症にする可能性は
ないのか。次にアキレス腱石灰化、疲労骨折、ヒザの炎症のリスクはないのか。
最終的に84年夏、カリスマランナーだったジム・フィックスが、朝のランニングの間に心臓発作で倒れて死亡したことに
より、ブームは終わりを告げた。アメリカの(そしてほかの国でも)ジョガーの数は79年から85年の間に40%減り、
ウォーキングが優勢になった。
データについて言うと、エネルギー消費が同じ場合(例えば女性の場合、7.4kmのウォーキングは5.15kmのランニングに
等しい。平均的に、40分のランニングは1時間20分のウォーキングと同じ価値がある):
・高血圧と関連するリスクは、ランニングで4.2%、ウォーキングで7.2%低下する。
・コレステロールは、ランニングで4.3%、ウォーキングで7%減る。
・糖尿病のリスクは、ランニングでもウォーキングでも12%減少する。
>>2あたりに続く
TEXT BY MICHELA DELL’AMICO TRANSLATION BY TAKESHI OTOSHI
WIRED NEWS 2013.5.10 FRI
http://wired.jp/2013/05/10/running-or-walking/
肥満の人の場合(BMI 28以上)、ランニングはウォーキングと比べて90%も痩せるのに効果的だと判明した。
ウィリアムスはこう説明した。「人々はいつも運動をしないでテレビの前に座っているための言いわけを求めています。
しかし、この長期間の調査が示しているのはたったひとつです。ランニングもウォーキングも、どちらも健康を増進し、
心臓疾患に関連するリスクを減らすということです」。
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その方が続くから健康にいいぞ
できるだけ短い時間ですませるようにするのが人生有意義な気がする。
毎日ダラダラ歩いてるのも長生きしても意味がないし。
よっぽど足を痛めやすい。走るなら良いシューズと
クッション性の高いインナーを入れておくべき。
それより自転車や水泳の方がよっぽど体にやさしい。
おせっかいかもしれんがNHK出版の「BORN TO RUN」~走るために生まれた
クリストファー マクドゥーガル著
がお薦め。この本読んでジョギングしたら2倍以上の距離を走れるようになり
膝を痛めることも無くなった。
良いシューズは必要だね。それは同意します。
これ大事
ただし毎日走ったり、スピードを上げると一気に膝にくる。
両方のいいとこ取り
>ハイキングでしょ両方のいいとこ取り
ランニングとウォーキングのいいとこどりなら、
ノルディックウォーキングという方法もある。
同意
ノルディックウォーキング大好き
運動を始めるとたしかに痩せるんだけど、その後辞めると
リバウンドをするから、今の状態よりわるくなるよw
あれはジジババが筋力低下防止でやるもんだ
痩せたいなら他にいい運動がいくらでもある
激しく胴囲
日本人がやるスポーツランキングでいつもウォーキング/散歩が断トツトップなのは負に落ちない
実質、2位以下しか意味のない統計だろ
ウォーキング入れるなら運転も家事もセックスもスポーツ扱いするべき
継続して運動したい場合、家事とセックスはなかなか良い選択。
おいらは走る方が好き
>>34
妊娠したり家族が増えたら(洗う食器増えたり、洗濯物の量が増える敵な意味で)一層捗るな~
又、膝や腰を痛める人もいるので健康の為になるかは人それぞれ
ウォーキングで痩せようと思った→つまらない上に思ったほど効果がでなくて辞めた
スイミングで痩せようと思った→10㎏落ちたけど皮下脂肪が中々落ちてくれなかった
現在はサイクリング→長年懸案だったウエスト、尻周り、太ももの肉が落ちて快適。
今までの運動も効いてないか?
効率の良さはスイミング>ランニング>ウォーキング>サイクリングだと思う
効率を考えると
脂肪燃焼には心拍数のコントロールと長い時間の負荷の少ない運動が一番効果的なので
その二つを兼ね備えたサイクリングが一番効率的だと思う。
ただし、靴をケチると膝がマジでヤバイ
人によって適切な運動方法が異なるのを無視した暴論だな
若いものとお年寄りを一緒にすんなよ
ウォーキングは買い物ついでとか、色々楽しめるから続くってのはある
ランニングは心臓発作がこわい・・
そうそう,アメリカでジョギングを推奨して、その結果,
心臓発作が増えたっていう話が怖くて
心臓って一生に鼓動を刻める回数に限度あるらしいから、
ジョギングして激しい鼓動刻んでいったら、はやく心臓発作とかきそうだよな。
そう考えると膝と同じく心臓も消耗品なのでは。
若ければランニングでしょ
競歩なんかだとキツ過ぎるかな
大股のウォーキングとか、スロージョギングとか
まずはウォーキングから。
歩くくらいの速度でランニング
横っ腹も痛くならないし
ウォーキングより運動してる気になる
アメリカのゾンビは歩きだけど
ヨーロッパのゾンビは走る
つまり走るゾンビのほうが怖い
テレビ見ながら踏台昇降してた方がまし
いいシューズ買って、踵と膝を労る環境作って、ランニングが一番だな
適度なランニングはやり終えると体軽くなるし、気分がいい
男性なら歩行距離は7キロくらいになると思う。
今からの季節ならこれで充分痩せられるよ。
やってみ
簡単に見えるが出来ない人が多いぞ。
時間的余裕と歩ききる根性だな。
年間 2000km 位歩いてから言ってみろ
ウォーキング舐めるな
まあ、軽くですが・・・
水泳ですかね・・・
食う量を減らせ、話はそれからだ
ウォーキングなしでも意外と体重減ることに気づいたぜ・・・
痩せるまで歩かなければよかった・・・
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