オタクという言葉はそもそも、アニメや漫画を愛好する人を侮蔑する言葉として誕生したが、たくましきかなオタク達はそれを自嘲的に受け入れ、今では発端となった侮蔑語から、一般的な言葉にまでその存在意義を昇華させつつある。
【関連:「アニヲタ」に関するアンケート調査~20代から40代の日本人男性の54.3%がヲタクを自覚http://otakei.otakuma.net/archives/2013012304.html】
しかし悲しいことに、世間の認識はまだ40年前とさほど変わらない部分もあり、今だ「オタク=変質者、大人なのにアニメや漫画が好きな異常者、ダサい、コミュニケーション障害者、ロリコン」など、現代に生きる実際のオタク像とかけ離れたイメージがつきまとっている。
本媒体は媒体名が「おたくま経済新聞」と名乗っているだけあり、以前からちょこちょこテレビ局含む大手メディアから「○○オタクを紹介して欲しい」という相談を受けることがある。
そうした度に、知り合いやライター仲間をあたって該当者を紹介するのだが、彼らが想像する「オタク像」が、どうも現代の一般的な「オタク像」と異なるようで、実際の出演にまで至らないケースが多い。
紹介した人から、後にメディアの反応を聞くと、どうも彼らが求めるのは以下のような人物像らしい
――大手メディアが求めるオタク像
▼男性の場合
○体格:
太っている人が最も好ましい。もしくは極端に細身。
○服装:
・ズボン:ジーンズもしくはチノパン。スーツのズボンも可。できれば裾を折り曲げているのが好ましい。
・シャツ:Tシャツもしくは普通のボタン付きシャツ。そしてシャツインは基本。キャラクターがプリントされたTシャツならば尚可。
・ベルト:GIベルト(別名:がちゃベルト)が基本。
・頭:できればバンダナをしているのが好ましい。
・荷物:リュックが基本。できればポスターなどを挿している絵が好ましい。
・メガネ:分厚くて、フレームは地味目のもの。そして使い古した感があるものがより好ましい。
・流行:できれば流行遅れ。全体的にダサいものが好ましい。
○日常の行動:
・フィギュア店やアニメ専門店などに毎週のように出入りしている。
・アニメは全てチェックしている。できればプリキュアなど幼女向け、もしくは萌えキャラが多数登場するアニメが好ましい。
・趣味のためにじり貧の生活を送っている。
○食事:
・高級料理や凝った手料理はNG。
・ファストフードや牛丼チェーン店、激安ショップで購入した格安おかず、手料理でもパスタを湯でた程度などじり貧を匂わすものは可。
○性的嗜好:
ロリコンか極度なアイドル好き。
○言葉:
・とりあえず「~萌え」をよく使う
・他人の言葉を引用するとき「~曰く」という
・一人称は「拙者」
・他人を呼ぶときは「それがし」「貴君」「貴殿」
・語尾に「~でござる」をつける
○特技:
・オタ芸が打てる
・アニソンは完全網羅
http://getnews.jp/archives/338934
※続く
○性格:
・屁理屈
・一人語りが多い
・人の目を見て話せない
・“一般人”との協調性がない
○自宅:
フィギュアや、抱き枕、萌えグッズがところ狭しと置いてある。
○恋人:
・いない方が好ましい
・できれば「俺の嫁」としてアニメキャラなどを紹介してくれることを期待している
▼女性の場合
○体格:
特にこだわりなし
○服装:
・全体:基本あまりこだわりはないがロリータなら尚可。
・バッグ:キャリーバッグが基本。ハンドバッグ類については、キャラものやロリータ風など目立つものが好ましい。
・髪型:前髪パッツンが基本。そして結び方はツインテール、三つ編みなどロリータをイメージするものが好ましい。
○日常の行動:
・池袋の乙女ロードに毎週通ってる
・声優のイベントやグッズを集めている
・ボーイズラブに熱中している
・同人誌即売会には頻繁に通っている。ボーイズラブ作家なら尚可。
・コスプレも趣味
○食事:
特にこだわりはないが豪華なものはあまり望ましくない
○性的嗜好:
「ボーイズラブのカップリングを妄想するだけで満足です。」という処女性が最も好まれる
○言葉:
特にこだわりなし
○特技:
・コスプレの衣装製作
・同人誌執筆
○性格:
・内向的
・男性が苦手
○自宅:
ボーイズラブを連想するポスターやグッズがところ狭しとならんでいる。
本棚に同人誌がずらっと並ぶのは基本。
キティちゃんなど女性を連想するグッズなどがあるのは可。
○恋人:
特にこだわりはないが、ロリータ風の人ならば「男性の場合」で紹介したオタク像の男性とのカップリングが最も望ましい。
※続く
長々と書いてしまったが、まとめるとどうもこうした人物が求められるよう。
私はこちら側(オタク側)の人間なので、勿論最近のオタク業界の状況もよく理解している。
その上で言わせてもらうと(趣味の部分は否定できないが)、「こんなオタクは絶滅危惧」。
もしくはいても「テレビ用」。そう断言させていただきたい。
現代に生きるオタクはそのほとんどが一般人となんら変わりのない生活を送っており、恋人がいる人も少なくない。
見た目もカッコイイ・可愛い人が多いし、性格についても一般人とほとんどかわりない。
貧乏度合いについては人によりけりだが、それも一般にいる「貧乏さん」とほぼ変わらないレベルだと思う。
それなのに、何故こうまでも「オタク」に対し長らくネガティブなイメージばかりがつきまとっているのか。
原因は明らかで、大手メディアが「オタク」という存在を紹介する際、わざわざ「大手メディアが求めるオタク像」を探してまで、さもそれが「オタク全体」として報道しているからである。
日本の文化の一つ「オタク=ポップカルチャー」を国が世界に大々的に発信しつつある昨今。
時流はポジティブにも関わらず、足を引っ張るよう大手メディアが報じる「オタク像」には、どうしても違和感を感じざるを得ない。
もしかすると、現代に生きる「一般人風のオタク」を報道したのでは、「数字」が取れないということもあるのかもしれない。だからといって、実際とは違う局所的な「オタク」ばかりが世間に広く報道されるのはいかがなものなのだろうか?と考える。
(文:宮崎美和子)
※以上
今や普通の女の子やカップルが8~9割で、どちらかというと>>1のオタ像寄りな俺なんか入り辛いぐらいだよ
もはやオタク界のマジョリティーはオサレな若者集団になりつつある
>>40年程がたとうとしている。
今の意味でオタクが
使われだしたのは35年前くらいだな。
アニオタブームと歴史がシンクロしてるのは
確かだけど、最初はアニオタ系のアンちゃんが
人を呼ぶ時に「オタクさあ~」って君、あなた、おまえの意味で
使用していたのが起源で、「この、オタクが!」みたいな感じで
ヤンキーがオタク(地味な青少年やアニメ好き)を
呼ぶ時に使用したのが始まり。
オタクが自分をオタクとは定義しなかった時期がある。
つまり、元々はヤンキー言葉。
今の意味で「オタク」が何かに関する
変質的趣味思考やマニアの意味に
変化していくには約5年程度の時間が
かかったと思われる。
起動戦士ガンダムの歴史と
今の意味でのオタクは
ほぼ同等じゃないかな。
とんでもなく古臭い若者を聞かせてもらえそうだwww
大半は世間体を気にして服装やら言動は注意していると思うんだがなぁ
40以上の年季入ったおっさんヲタなら>>1みたいになりがち
なんか全てを諦めた世捨て人みたいな格好してる
アキバに行ってみろよ、オサレなオタガキが沢山いるよ
一昔前の、マスゴミの虚像で変なイメージが付いたオタク世代としては
逆に、近寄りがたい奴らだよw
それが新しいオタクの姿だと考えたら、まさに終わらないコンテンツだよ
テレビで出るオタクって極端に気持ち悪い奴みたいなキャラが立ってるやつばかりだしこっちからしたらオーバーな感じがして違和感覚える
だからジジババと共に滅びるだけ
半分当たってる
もう半分はそういう文化のない地方の人間に
オタクのイメージを固定化させてる
え?逆だろ。愛好している人の言葉だったのが侮蔑する言葉になったんだろ?
ちげーだろ
最初から悪い意味で使われてただろ
そうなのか?最初から悪い意味で使われてたのか?驚いたわ
んならオタクは侮蔑語として
いい意味でのオタクは別の言葉作るべきじゃね。混同するわ
どうせ実態とはかけ離れた事言わせるんだから全部ヤラセにしろよ
>>22
オタク同士の会話で相手を「お宅」と呼んだからと聞いたが違うのかね
それは後から、いい意味でも使うようになっただけ。
オタク族の起源は最初から、気味の悪いアニメ愛好家のこと。
,ノ \
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{ノ へ.._、 ,,/~` 〉 } ,r=-、
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こういう格好で外で活動する人がオタクで、
こういう格好じゃない人は、昔からいる趣味人とか愛好家、
盆栽の好きな波平、タモリもそういう人の1人じゃないかな。
海の好きな加山雄三や石原裕次郎の演じる主人公を
オタクと呼ぶかね?
そのときからカジュアル路線をゴリ押しておけば旧オタクのイメージを完全排除できただろうに
つまり自業自得
確かに電車男の影響は強いだろうな
83年に中森明夫がコラムで使ってからだから、30年の間違いじゃないかな
40年前だとまだヤマトで第一次アニメブームが起こる前だ
だよな。
俺も脳内で年数数えなおしたわ。
中森のコラムに対する漫画ブリッコでの大塚のキレっぷりを参照してから出直せ
もともと80年ごろの一部のアニメファンがお互いを呼ぶのに
「お前」じゃなれなれし過ぎる、かといって「君」「あなた」じゃ気取りすぎてる、
ということで同好の士の適度な距離感を表す二人称として「おたく」を使っていた
そういう当時のアニメファンの一員だったのが慶應の学生だった河森正治や美樹本晴彦で、
その彼らが作り手側に回った82年のマクロスで主人公の一条輝が「おたく」という二人称を使うことになった
そのようなアニメファンの生態を見た評論家の中森明夫が83年にロリコン漫画誌『漫画ブリッコ』のコラムで
アニメファンを揶揄する蔑称として使用するようになったのがはじまり、とされている
参考として、件の中森記事が全文掲載されているサイト
http://www.burikko.net/people/otaku.html
否定はしないがアニメもゲームもやらんしアイドルとか全く興味ないんだけどな…
ちなみにボカロは先週生まれて初めて聴いてクオリティの高さにビックリして聴き出した
まぁ今の一般人はニコ動や2ちゃんやってるやつはオタクなんだろうなって思ったわ
なんでこの板に来た
ミクがクオリティ高い・・・?
歌い手が歌ってるボカロ曲を聞いてそう思ったんならまだ分かるが
ミクを聞いてそう思ったんなら耳が腐ってんじゃねーの?
なんか寂しいわ
絶滅危惧種だろw
今時ポスター配ってるアニメショップなんてあるのか?
マスコミはわざわざ家からポスター持って来いって言うのか?
オタクって当時から人身御供に使われてる感じだったが
宮崎事件で拡大して侮蔑の言葉となった感じ?
さらにマスコミが宅八郎とか出してオタクのイメージ像を押し付け
オタク=気持ち悪い人間ってレッテルを貼った
当時からアニオタとアイドルオタは相容れない関係だったのに
マスコミのイメージはイコールだからな
ところで宅八郎ってどっちのオタだったんだ?
宅はドルオタじゃなかった
月末金曜日には結構リュックに棒刺した人が出没するよ
まぁポスターじゃ無くてタペストリーだけど
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1368378594/
正しい
それぞれがそういう意識でやるべき
そういう意味じゃ漫画家が一番色んな要素があるよな
ローリーズファームやアースの袋持って、そのまま、アニメイト行くような感じ。
テナントでアニメイトさんはいってたけど、ステレオタイプなオタの人の方が目立つよ。
それがいろいろと融合して今のオタクのように意味が変遷してきたって
随分前、新聞に出てたけど。10年ぐらい前の記事だけど。
オタクAAあったよな
会話できるのが「ざあます系の母親」だけで
その他人の呼び方「お宅様」をTPOを考えず使っただけだろ
「喋ってはいるけど会話は出来ない極一部のアニメファン」はそうだったぜ
ああ~ホントにいるんだぁ~って周りのマニアですら嫌悪してたよ
単純に外見だけでも、休日の秋葉原歩いても、こんなの滅多に見つからない
今のオタ像は「地味な服装」「黒髪」「大きめのカバン」くらいのイメージ
ヤンキーの方、関西では昔かららしいが全国的には歌で広まった。
どちらも軽くからかったような言葉だった(今のゆとりみたいに)
ただオタクの方は宮崎事件と宅八郎でイメージ下がったなあ(最初から高くはないけど)
多分、ヤマト~ガンダム~マクロスの一連のアニメブームで、
アニメファン界みたいなもんが世に出てきたから、世間で簡単記号化出来る言葉ほしかったんだろうな。
でも中にはSFマニア・特撮マニアもいるからアニメファンじゃ言葉が足らないし面白くないからって。
マニアという言葉がすでにあっただろ。
学者先生解説してください
それがしは一人称で使うもんじゃないのか。
向こうじゃ肯定的な意味だろうけど、日本じゃ
アメリカ人に「ヤンキー ゴーホーム!」
とか叫んでたらしいし。
釣りだと思うがもしマジなら米国の歴史を勉強しましょう
アメリカ発祥まで知っててなんで肯定意味なんだよw
イギリス系移民がオランダ系をバカにするための言葉だろうがよw
オランダ人の名前にヤンさんが多かったから。
だから八重洲(やえす、東京駅周辺)という地名が出来たのかな。
同人即売会とかも昔はほとんどの人が知らんかっただろに
後はニコ動もオタ的なノリではかなりでかいか、ボカロやアニメで楽しんでるわ
確かにアキバ行っても若造や観光客も多いし一般化してしまってるかも
リア充が少なくて落ち着くのってエロ同人とかエロゲの店くらいじゃねw
こっちは世間とのつながりなんて求めてないから
しかも、今のオタクは数年間まで渋谷にいそうな方がオタクになってるケースがあるから必死になってるな。
あと、超会議でもナイティナインの岡村隆史がオールナイトニッポンで「インターネットのイベントなのか、マスコミのインタビュー手法は悪意を感じる」と酷評したそうだ
既存メディアでもアニメや漫画についての報道は少ないし。
一番の問題はヲタが関係する犯罪の取材が既存メディアの社会部中心でどうしてもバイ
アスがかかりやすいというのもある。警察の記者会見がオープン化されていないから、
おたく文化にくわしいジャーナリストが警察に質問できないのは痛い。
「お宅」と定義してた。それがマニアックな人を指す派と根暗な人を指す派とかに分かれ
メディアは社会不適合者の総称にしようとしたわけだ。
全然違う。カウチポテトの流行以前に「おたく族」という言葉は出来ている。
頭のバンダナって見た事無いんだが
あと性的嗜好ってアニオタはアイドル大嫌いなやつが多いんだが
アニオタは全員ロリじゃないといけないのか?
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