過労死する直前、妻の晴香さん（５７）に、こう漏らした。
かつて労組幹部だった中島さんはサービス残業の改善を訴えたが、古巣の労組は冷たかった。
失望し、外部の個人加盟ユニオンに相談。倒れたのは訴訟準備の最中だった。晴香さんは
夫の遺志を継ぎ、ユニオンの支援を受けながら、会社に職場の改善を約束させた。
中島さんの労災が労働基準監督署に認められた二カ月後の〇五年五月に発行された業界専門誌に
晴香さんは目を疑った。すかいらーく労組の委員長がインタビューに答えていた。「店長は
忙しさも半端ではありません。しかし、本当にできる店長は、その中でも休みが取れるのです」
夫の過労死が自己責任だと言いたいのか。晴香さんは〇七年七月、「過重労働に見て見ぬふりを
してきた」として、労組にも過労死の責任があったことを認めるよう求め、武蔵野簡易裁判所に
調停を申し立てた。
労働基準法は一日の労働時間を八時間などと定める。ただ三六条は残業時間の上限について、
労使間で協定（三六協定）を結んで労基署に届け出れば、残業させられるとしている。
すかいらーく労組は晴香さんの訴えを否定し、協定書の開示さえ拒もうとした。協議は決裂し、
調停は成立しなかった。
すかいらーく労組の山崎大輔事務局長は取材に「過重労働防止にはきちんと取り組んでいる」と
反論する。
当時のすかいらーく社長は初代労組委員長。歴代委員長も後に会社幹部になった。晴香さんは憤る。
「経営者の方しか向いていない労組なんて要らない」
厚生労働省は通達でおおむね月八十時間を超える残業を過労死との因果関係が強い「過労死ライン」
とし、長時間労働の抑制を指導している。しかし、大手百社に対する昨年七月の本紙調査では、
七割の企業が八十時間以上の残業を容認。三六協定は労使合意が前提で、労組側は過重な残業を
拒否できる建前だが、実際は防波堤の役割を果たしていない。
労組の総本山の「日本労働組合総連合会（連合）」。新谷信幸総合局長は「健全な労使関係がある
企業は、三六協定の上限は高く設定していても、それとは別に規定を設け、長時間労働にならない
ようにしている」と説明。その上で、「そもそも八十時間を超える協定を、なぜ労基署は受理する
のか」と批判の矛先を行政に向ける。
●http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2013060399065923.jpg
◎すかいらーくグループ http://www.skylark.co.jp/
◎http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013060390065923.html
◎主な関連スレ
【主張】渡邉美樹氏「ワタミグループが『ブラック企業』と呼ばれることは、到底、受け入れられるものではありません」 [06/01]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1370059067/
【労働運動】『非正規ではたらくなかまの全国交流集会』開催–全労連 [06/02]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1370136710/
サービス残業や不当解雇など個別の労働紛争で、一一年度に全国の労働局に寄せられた相談は
過去最多の二十五万件。一方、労組の組織率は２０％を切っている。労使協調路線が趨勢
（すうせい）となり、ストライキなどが減った上、労働者が抱える個々の問題に労組は関与せず、
労組に加入する意義が薄れているとの指摘もある。
独立行政法人「労働政策研究・研修機構」（東京）の〇七年の調査では、労組に期待しないと
回答した労働者は４７・５％。理由のトップは「会社と同じ対応しかできない」（３６・８％）で、
「（労組に相談すると）会社から不利益を受ける恐れがある」（２０・１％）との回答もあった。
労組問題に詳しい甲南大学の熊沢誠名誉教授は「一人のために労働者が連帯すれば職場は変わる。
働き過ぎやメンタルなど個人の受難に寄り添うことが、労組の復権につながる」と訴える。
安倍政権の「成長戦略」が月内にも取りまとめられる。「世界で一番企業が活動しやすい国」を
目指し、労働分野の規制緩和も視野に入れる。労働環境が急速に悪化する中、規制緩和で、
働く人の健康や命を守るセーフティーネットは機能するのか。働く現場に迫る。
＜労働組合＞
憲法は、労働者が団結し、会社と団体交渉したり、行動（争議）したりする権利を保障している。
国内では企業ごとに組織する企業別労働組合が主流。昨年６月末で、組合員約９８９万人のうち
企業別組合の所属は約８２９万人。全労働者に占める組合員の割合は１９４９年の５５．８％を
ピークに年々低下し、昨年は過去最低の１７．９％。個別労働紛争の増加などで、近年は個人でも
加入できる労働組合「ユニオン」が増えている。
労組とは名ばかりの政治団体
労組を労働者達の手に取り戻さないと、労働者の未来はない
さっさとやめりゃいいのに。
自己責任だろ
そうやって職を転々としたら「あいつは我慢が足りない。そんなことじゃ何時まで経ってもキャリアを築けない。給料も上がらない。アホだ。」
と罵られる。
物事を見極められない無能の言い訳だね。
仕事できるやつは、効率よく動くから仕事がはかどる。
有能な奴にはたくさんの仕事をこなして貰い、多く給料を支払う。
無能な奴にはこなせるだけの仕事をさせて、そこそこ給料を支払う。
ただそれだけ。無能を無能と罵るのは勝手だが、
無能を雇ったのは誰だ？
労働者が自身の無能を自覚しないのも、労働者の責任だってか？
有能というのは
滅私奉公のサービス残業なんだな、アホ経営者の奴隷にはなりたくないわ。
労働者の稼働が多すぎるのを解消するのも、
休んでも仕事に穴があかないよう対処するのも、
労働者の仕事じゃない。
使用者側の仕事だ。
罰則を強化しろと言うはずなんだが
自らの存在意義が無くなるからねえ。
政治屋、資本家、労組は仲良しだねえ。
個別ではよく対応してるみたいだけど
やはり全体的な法規制には言及しないからな存在意義が無くなるからｗ
ILO条約に批准しろとは言ってるけどね。派遣法改正の時も騒いでた。存在意義がありすぎて自分とこの組合に手が回らんし金も飛んでくわ。連合のせいで。
まあ、結局は利益の分配の問題だよ経営、役員はバブル期並みの報酬で
労働者ばかり賃下げ、据え置きをやってりゃあ歪や嫉妬も生む
連合が賃金上げに反対する時代だもの。
今の連合は産業別ではなく、
組織内組合＝会社や役所側の犬の、自己保身だからな。
組合費だけは、しっかり徴収の役立たずだ、
新入社員が労組幹部達の前で一人ずつ挨拶させられる
経営側の損失になりそうなものには協力しないってのは
初めの氷河期時代の頃からなんら進歩してないな
まあ、もっと前から同じだったけど
自己責任っていう単語は
「自分には関係ない、興味ない」ていう主張と同じだからな国民の代表集団なのに平気でこれを主張してる無責任な某党が与党なのが
日本の現状を体現してると思うけど
政治家に叩き上げが少なくなったからな。
二世三世だと、ご主人様的な考えになるしな。
使用人に、安い給料で従順な滅私奉公を求めているんだろ。
ｻﾋﾞ残をしたら役員以下全員解雇くらいにし、45時間以上の残業を徹底して抑制したら雇用は増えるのでは？
会社が潰れるだろ
そんな会社は潰してしまえ。
別につぶれたらいいじゃん
そう、潰れます。ラッキー！
そういう会社が潰れないから、まともの会社から潰れていく
悪貨が良貨を駆逐してる状態が今の日本
間違って無能雇うと会社にしがみつかれるし
有能社員を引き当てるって企業にとって宝くじみたいなもんだし
一番迷惑なのが自分を有能だと勘違いしてる無能
有能というのは、
経営者側からの視点だからね。有能を拡大解釈すると、わかりますよね。
労働基準法が守られてないのが問題だけど、政府も公務員も見て見ぬふり。さっさと死ねって感じ。
一握りの人間が甘い汁を吸って、後は聞こえが良い言論で組合員を誘導する。会社と結託して出世を約束させる事が彼らの目的。
仕事が終わらない人が一人残って徹夜するようなところでは、「見ないふり」
してさっさと帰る人が有能。
「（日本の）労働法規を遵守したら、経営が成り立たない。
会社が潰れてしまう。」
と真顔で主張してる間は、改善は見込めないな。
後の肥料になっていいんですけどね泥棒と一緒なんだよ
泥棒だって自分の生活の為にやってるんだから
そうやって違法で自分の生活を頑張られちゃうと、他の人の負担になる
俺も俺もと泥棒が続発するだろ
頼むからおとなしく倒産してくれ
また、無能な奴が多く就職する業界は、ブラックのレッテルを貼られる傾向があるね。
会社自体法を守っていないから
その考えには同意できるわ
今の労組なんかその第二組合を作らせないためだけに存在してるようなものだからな。
民主党を支持し続ける意味がわからない特に製造
過労死したのではなく訴訟活動(労組活動、政治活動の可能性も)も
していたのでは
体力は個人差が大きいから自分で管理するしかない
すごい激務こなしてもなぜか健康な人もいるから「仕事が悪」ともいいにくい雇い主にクレームを言っては譲歩を引き出す銭闘行為、争議活動
ばかりに明け暮れるのではなくて
いっそ自分の仕事の適性、体力に合わせて自営業にでも転身した方が
前向きで「納得できる人生」だと思うが、俺の考えがおかしいのかな
役立たずは何処か他所へ行って自分で何とかしろ。』
と言われて、どうにもならなくて野垂れ死に。
というオチが容易に考えられる。
そんな『前向きな人生』に『納得』できる、ある意味“悟った”人はそう多くないと思うから、
おかしいと私は思う。そもそも、体力無い人が自営業出来る気がしないんだが。
そうしよう。
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