http://www.sankeibiz.jp/business/news/130604/bsc1306040800012-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130604/bsc1306040800012-n2.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130604/bsc1306040800012-n3.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130604/bsc1306040800012-n4.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130604/bsc1306040800012-n5.htm[1/3]
3次元(3D)の設計データを基に印刷のような方法で立体物を造形する「3Dプリンター」を
活用し、開発工程の革新や新規ビジネスの開拓を模索する取り組みが中堅・中小メーカーにも
広がり始めた。
3Dプリンターを利用してアイデアを形にできるベンチャー向けの施設が開設されるなど
支援態勢も動き出している。
ただ、3Dプリンターは下請け企業の仕事を奪ってしまう恐れもあり、もろ刃の剣ともいえる存在。
「夢の工作機械」を経営に生かす挑戦は試行錯誤を重ねながら、日に日に熱を帯びていきそうだ。
■プリンター販売好調
「新製品の開発ペースを現在の約4年に1回から2年に1回に縮めることで、
新しいライフスタイルを提案するスピードを早め、競争で優位に立ちたい」
ステンレス製魔法瓶メーカー、サーモス(東京都港区)の広瀬将人商品企画課マネージャーは
3Dプリンターの効果に大きな期待を寄せる。
同社が現在扱っている魔法瓶は約190機種に上る。
製品開発を支える原動力が、米ストラタシス製の3Dプリンター3台だ。導入したばかりの
2006年に発売した新製品は年間30機種程度だったが、3Dプリンターを使いこなすことで
12年度には1.5倍の45機種ほどに増えた。
製品開発では、企画した複数のアイデアを1つに絞った上で設計作業に入り、金型を発注する。
魔法瓶の飲み口が設計図通りに動くかを確かめるために欠かせない「プロトモデル」を
試作する場合、3Dプリンターの導入前は新潟県や中国の協力工場に依頼し、発注から仕上がりまで
約2週間かかっていた。
導入後は2日程度で試作ができるようになり、工程は大幅に短縮。
さらに社内で「現物に近い立体造形」にしてアイデアを確かめ、具体的な議論を膨らませることが
できるため、企画・設計の作業がスムーズに進むようになった。
-続きます-
下請けに危機って、、、
まず感覚がおかしいわ
そもそも失敗前提のカス試作品にいままで湯水のごとく金を使っていたのが間違い
あるべき姿に収斂してるだけ
さらに3Dプリンタを言い出す前に、3D-CADで成型状態を予測してモニタ上だけで改善とか何年も前からやってるし
プリンタで奪われる仕事は、たいした内容じゃない
昔は企業は試作だけで数千万から数億使うのが当たり前だったからな
MBA持ってる知人がそれをCGで数百万で行う新サービス始めて独立したし
CGメインの試作に+樹脂完成品が加わるだけで
そんなに内容は変わってない
[2/3]
デザインなどの情報が外部に漏れるリスクを軽減できるメリットも大きい。
3Dプリンターに期待をかける企業は、東京都大田区にもある。飲料用ペットボトルのふたや
食用油の容器などに使うプラスチック製品を、射出成型で製造する睦(むつみ)化工だ。
プラスチック製品の3Dプリンターによる試作を支援するサービスを新規事業の柱に位置づけ、
2月には米マイクロファクトリー製で廉価版タイプ(51万4500円)の3Dプリンターの
販売にも乗り出した。
リーマン・ショックや国内メーカーの競争力低下の影響で売上高が一時期落ち込んだものの、
古川亮一社長は「3Dプリンターの関連事業を伸ばし、売上高を16年度には13年度見込みに
比べて約2億円増の6億円にしたい」と意気込む。
これまでの経験を土台に、実用に耐える多様な素材の工業製品を、3Dプリンターを活用して
少量生産する構想も温めている。
■「仕事奪われるかも」
一方、中小メーカーの現場では不安の声も交錯する。
「3Dプリンターに仕事が奪われないだろうか」
「立体造形技術と既存メーカーが共存する道はあるのか」
5月28日、東京都江東区のテレコムセンタービルにある創業支援施設「MONO(モノ)」に
集まった中小企業の実務者から、こんな声が漏れた。
3Dプリンターの活用を考えるイベントに、プラスチック製品制作・加工会社や機械工具の
販売業者などから約20人が参加。関連ビジネスで実績を積む経験者と意見を交わしたが、
メリットより懸念が先に立った。
-続きます-
[3/3]
■モノづくりへの活用 ソフト面の対応課題
モノづくりの起業を総合的に支援する場として3月に開設されたMONOは、
東京都立産業技術研究センターや新銀行東京とも連携。3Dプリンターなどの工作機械を備えた
工作室や約130席の事務スペースを提供するほか、技術指導や製品試験、資金調達も支援する。ベンチャー企業支援のサムライインキュベート(東京都港区)が企画・運営で協力。
担当する同社の安藤庄平氏は「施設利用者が刺激し合い、米IT企業を創業したような起業家が
出てほしい」と話す。
矢野経済研究所は、大企業を中心に浸透し始めた3Dプリンターの裾野が、
中堅・中小メーカーにも拡大し、15年度には関連事業者の売上高は77億円に伸びると予測する。
野村総合研究所上級コンサルタントの寺田知太氏は「大企業の下請けから脱却し、自ら最終製品を
作って一般消費者のニーズを開拓する『自立型B to Cビジネス』に踏み出せる」と、
3Dプリンターの活用を評価する。一方で「大手メーカーが3Dプリンターを使って自ら部品を
作るようになれば、大企業に依存する中小メーカーの仕事が減りかねない」とも危惧する。
また、低価格化と小型化が進む3Dプリンターへの期待は高まっているものの、製作物のCAD
(コンピューター支援設計)データを3Dプリンター用に変換する作業が欠かせないなど、
ソフト面の対応が十分に認識されてない面もあるという。
寺田氏は「3Dプリンターバブル」を経て市場が求める「立体造形戦略」に収れんしていくと読む。
普及が進む3Dプリンターを中堅・中小メーカーの経営に組み込む動きはまだ緒に就いたばかりだ。
-以上です-
関連スレは
【技術】ものづくりに変革…簡単に立体、3Dプリンター[13/05/07]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1367891787/l50
【モノづくり】米欧が先行する3Dプリンター、国産機開発で巻き返し–経産省、日産など12者に開発委託 [05/29]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1369780325/l50
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1369780325/
3Dプリンター、世界で需要拡大 21年に1兆円市場
米社予測
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2504N_Y3A520C1FF1000/
香港で金型指導 OPMラボなど、3Dプリンター活用
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO55740630R00C13A6TJE000/
優秀な中小企業はとっくに自社製品を開発して自立してんだよ
もう競合するところは絶対に仕事なくなるんだから差別化とむしろ3Dプリンターを取り込むような策を講じるか、傷口が広がる前に廃業するか
決断する時に来てる
大した市場じゃないわな。
作ってる人はいるみたい、データも出回ってたような。試作品を作ってる会社とか、3Dプリンターで商売してた所は仕事が少なくなるかもしれないけど、
量産品を作れるわけじゃないからな。記者は何か勘違いしてないか?
製品立ち上げの時間と工数を短縮できるから、下請けにとっても楽な部分が出てくるだろうな。
それと、部品とかの場合に、どの範囲内でないと問題が生じるとかの検証ができるのは大きいと思う。
>>16
少数とか、金型の制約があるものは3Dプリンターで作るのもあるだろうね。
旧製品の金型の保管とかにも影響がでるかも、金型で作らないで3Dプリンターで作る。
金型の保管はたいへんだからな。部品在庫の保管も。
そんなこといっているとアグネスが忍び寄るぞ。
できるけれど、廉価版で作った奴はレジンキャストのモデルより
仕上がり悪いのでそれなりに腕のある人でないとまだ綺麗に仕上げる
ことはできない
自分の手にフィットするマウスとかw
設計ができればね
製品の量産に使えるわけでもなし
2Dでは、そんな感じでしょ
材質にもよるけど、少量なら金型作るよりは3Dプリンターで直で製品作っちゃったほうが早くて低コストで済む場合もある。
金型の制約にとらわれずに、複雑な形状も一発で作れるのも魅力。
従来の製造法では不可能な場所にネジ作ったりとかなー。
躯体とネジ両方一気に作れたりするし。そんなブツ渡して「量産してくれ」とか言い出すアホウも出てくるんだろうなー
それは今までも同じだろ
まぁ、CADでも良くある話ではある。
金型で作ろうとすると抜き勾配が…スライドコアのストロークが…別体じゃ強度が…
ってな物を一発で作れるのは便利だわなマスコミがこんなに騒ぐのはわけわからんが
光造形(紫外線硬化型樹脂)の頃には、他にもいっぱい方式があったよ。
・溶かした樹脂を塗り固める(精度あまりよくなかったような、今のとはたぶん別物)
・接着剤を噴霧してパウダーを接着する方式
・紙を切りぬいて、重ねる方式
光造形機が高価だったので、イロイロな方式が考え作られた。>>29
大卒で営業の人が、抜き勾配の計算(アークタンジェント)を事務用の電卓で「えーと」とやってたな。
ちなみに、社長が言う「技術営業」とかの一員。
どっちかというとソフト開発競争の方が早そうな気がする
現に3Dデータのデータバンクサイト創設ラッシュが始まってるし
むしろ夢が広がりんぐ
その内に、製造の速度が段々早くなる。
やるこたぁ一緒です。
光造形に比べると安価。
今は樹脂素材がほとんどですけど、中には食材使う3Dプリンタも出ています。
チョコレート使う3Dプリンタは既にある。
粉に印刷したり、樹脂を光で固めていくタイプと違って
この手の積層樹脂タイプは、最初の3Dデータに工夫が要る
例えば箱のような形状はそのまま作ろうとすると、天井部分が作れない、
支えが無いから、落ちてくる。
フィギュアも立ったまま造れる訳じゃ無い、ミクさんのようなツインテが地面に接してる物なら
行けなくも無いけど(補助ランナーが必要)両手を下に下ろしてたりするポーズなら
両手は別パーツになる粉体成形に比べると強度は良いけどね
こういうので救われるのかも。
早いとこは何年も前に対策始めてるよ
だいたい形状が作れるだけで、材質がなんでもってわけじゃないんだから
みんながみんな焦ってる訳じゃないでしょ
変に煽り過ぎなんだよ
六角大王ナツカシス。
コミケでも薄い本(2次元嫁) → 薄い3Dデータ(3次元嫁)でやり取りされる時代が来るかも?
来ると思うよ
ぶっちゃけ、構造自体はインクジェットプリンタよりずっと簡単。
たぶん近い将来、卓上タイプが1万円台で出てくる
インク代(材料)が高いだろうけどなー
今のところ、純正品とか高い物だと1kg¥18000、最安かどうかは知らないけど
中国製なら2千円台
また新興分野で負けちゃったね。
まだまだ国内で生産してるけど、そういうのを置き換えるのはムリ。
(そんなシビアな製品でも、量産品は既に日系の海外工場とかに切り替わってるけど)
材質が汎用で用途も簡単なヤツだと試作ですら海外の金型屋を使ってる現状で、
ちょっと的はずれなニュースだなぁ。
むしろ、日本企業が海外の金型屋すら使わずに国内で試行錯誤出来るんだから、
日本回帰のチャンスじゃん。
ロートルな町工場ほど強いものはない。どんな機械にも治具にも、穴開けやタップたて、切削は必要。
それらを加工するのに、必要な道具は、旋盤やフライス、ボール盤といった、今ではロートルなマザーマシン。
中古のマシニングセンタ使って
格安サービス提供してきた
中国問屋がヤバくなるらしいよ
騒いでた読売新聞の記事レベルだろ。
現になくなりつつあるんだが・・・・
他の加工屋さんみたいなところはそうでもないんじゃないの
工程考えると、精度だす量産は考えられない
で、あんまよく理解してない人が自筆の絵とか持ってきて「え?これじゃダメなの?」
とかありそうw
逆に言うと量産しなくていいなら精度がなくていいものも多い。
金型でフィギュア量産するなら、
パーツがきっちりあわなくて修正するのも莫大なコストになるけど、
各家庭で成形するなら、少々なら各人がそれぞれ修正してくれる。
もちろん精度が出たほうがいいけど必ずしもクリティカルな条件じゃないと思う。
フィギュア製作の上級者向けに
データだけ売るというのはありだな完成品が欲しい人には向かないかも
たいした表面処理も不要なニーズを満たしてたって事は、その程度の物しか作ってないってことだ
粉っぽくて強度のない成形品で満足できる一般人がそんなにいるとは思えんし
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